君を瞳に焼きつけて
それからは、
ノートに書いては
昨日を忘れる日々。
『忘れたくない。
忘れたくない。
明日が、怖い。』
今日は、土曜日。
彩咲さんが説明してくれて、
今はノートを見ている。
毎日の日記だけど、
まるで他人事。
昨日の自分が何をしていたのか、
別人が話しているみたい。
ノートを閉じて、
机に置くと。
ふと。
何かが気になって、
机の下に潜ってみた。
この机は、机本体と引き出しが別々になっているタイプで、机と引き出しの間に少し隙間がある。
そこに、
すっぽりと収まっている小さな箱があった。
それを取り出して、机の下から出てノートをパラパラとめくってみる。
でも、この箱については何も書いていない。
ベッドに座り、箱を開けてみると…
そこに入っていたのは、薄い水色の封筒と1枚の写真だった。
ノートに書いては
昨日を忘れる日々。
『忘れたくない。
忘れたくない。
明日が、怖い。』
今日は、土曜日。
彩咲さんが説明してくれて、
今はノートを見ている。
毎日の日記だけど、
まるで他人事。
昨日の自分が何をしていたのか、
別人が話しているみたい。
ノートを閉じて、
机に置くと。
ふと。
何かが気になって、
机の下に潜ってみた。
この机は、机本体と引き出しが別々になっているタイプで、机と引き出しの間に少し隙間がある。
そこに、
すっぽりと収まっている小さな箱があった。
それを取り出して、机の下から出てノートをパラパラとめくってみる。
でも、この箱については何も書いていない。
ベッドに座り、箱を開けてみると…
そこに入っていたのは、薄い水色の封筒と1枚の写真だった。