俺たちの妹
「日向、用意出来たか?」
昔の事を思い出してるうちに兄貴と美晴が部屋へ来た。
「あぁ、出来てるよ」
「みぃ、そこに座って」
ベッドを指差し、座らせた。
「……………」
うつむきながら素直にベッドに腰掛ける美晴。
きっと心の中では診察されるの嫌なんだろうな…
でも、それを嫌とは言わない美晴。
小さい頃から入退院を繰り返してきた事もあってか、我慢強い子になってしまった。
俺にしたら、ワガママ言って、甘えてくれてもいいのになって思ってしまう。
「……………」
「……………」
兄貴の診察が始まった
昔の事を思い出してるうちに兄貴と美晴が部屋へ来た。
「あぁ、出来てるよ」
「みぃ、そこに座って」
ベッドを指差し、座らせた。
「……………」
うつむきながら素直にベッドに腰掛ける美晴。
きっと心の中では診察されるの嫌なんだろうな…
でも、それを嫌とは言わない美晴。
小さい頃から入退院を繰り返してきた事もあってか、我慢強い子になってしまった。
俺にしたら、ワガママ言って、甘えてくれてもいいのになって思ってしまう。
「……………」
「……………」
兄貴の診察が始まった