俺たちの妹
テスト終了後
司side…
彼方からみぃを病院に連れて来たと連絡があった。
昨日も点滴受けたくらいだったから、あまり体調良くなかったんだろうな…
ガラッ
「司いる~?」
彼方のゆるい掛け声に気が緩みそうになった。
「いるよ。彼方、お前緩すぎて、拍子抜けしたよ」
「そうか〜?
まぁ、今は緊急性がないからかな」
笑いながら後ろを向く彼方。
視線の先には、葵に抱かれたみぃがいた。
「葵、運んでくれてありがとう。
ベッドに寝かせてくれていいよ」
「ちょっと待って」
「どうした?彼方」
「みぃの体重軽すぎるんだ。
前に計ったのいつ?」
軽すぎるって……
元から軽いよみぃは……
「前の入院の時だよ」
「じゃぁ、ひと月は経ってるな…
体重、みぃが眠ってる間に計っておいた方がいいと思う」
こういう時の彼方の勘は冴えるから、従うのがいい。
「分かった。葵、そのままここに乗って」
体重計を指差す。
「はい……」
険しい顔をしている葵。
みぃを抱き抱えてる葵は、軽さを実感しているんだろう。
昨日も点滴受けたくらいだったから、あまり体調良くなかったんだろうな…
ガラッ
「司いる~?」
彼方のゆるい掛け声に気が緩みそうになった。
「いるよ。彼方、お前緩すぎて、拍子抜けしたよ」
「そうか〜?
まぁ、今は緊急性がないからかな」
笑いながら後ろを向く彼方。
視線の先には、葵に抱かれたみぃがいた。
「葵、運んでくれてありがとう。
ベッドに寝かせてくれていいよ」
「ちょっと待って」
「どうした?彼方」
「みぃの体重軽すぎるんだ。
前に計ったのいつ?」
軽すぎるって……
元から軽いよみぃは……
「前の入院の時だよ」
「じゃぁ、ひと月は経ってるな…
体重、みぃが眠ってる間に計っておいた方がいいと思う」
こういう時の彼方の勘は冴えるから、従うのがいい。
「分かった。葵、そのままここに乗って」
体重計を指差す。
「はい……」
険しい顔をしている葵。
みぃを抱き抱えてる葵は、軽さを実感しているんだろう。