俺たちの妹
夏休み
葵side…
コンコンコン
「はぁい」
司さんと桜と別れてから再びみぃの病室へ戻った。
みぃは、起こしているベッドに体を預けて、もたれていた。
「みぃ?」
「あれ?葵、どうしたの?」
「司さんと桜、いい感じになりそうだったから、お邪魔虫な俺はサッサと退散してきたよ」
みぃのベットの側にあるイスに腰掛ける。
「え?つーくんと桜、そういう関係なの?」
「まだこれからだけどね」
「そうなんだ。2人早くくっつけばいいのにね」
「みぃもそう思うよね?」
「うん。だって、桜はつーくんの事、好きでしょ?」
みぃ、気付いてたんだ。
自分の感情には疎いくせに、人の事は敏感だからな……
「俺も以前司さんに桜を勧めた事あったんだけど、桜の方が対象外だろって言われたんだ。
でも、司さん、その気になったら、行動早そうだな」
「つーくんの彼女が桜になったら、何か楽しいね………
でも、つーくんに頼れなくなるね……
桜に嫌な想いさせたくないし……」
「みぃ。俺が居るだろ?
それに桜はそんな事気にしないと思うけどな」
「そうかな……
でも、気をつけないと」
みぃは人の気持ちに敏感だから、常に人の事を優先して考えるところがある。
自分の事もそれくらい、気にしてくれればいいんだけどな〜。
「はぁい」
司さんと桜と別れてから再びみぃの病室へ戻った。
みぃは、起こしているベッドに体を預けて、もたれていた。
「みぃ?」
「あれ?葵、どうしたの?」
「司さんと桜、いい感じになりそうだったから、お邪魔虫な俺はサッサと退散してきたよ」
みぃのベットの側にあるイスに腰掛ける。
「え?つーくんと桜、そういう関係なの?」
「まだこれからだけどね」
「そうなんだ。2人早くくっつけばいいのにね」
「みぃもそう思うよね?」
「うん。だって、桜はつーくんの事、好きでしょ?」
みぃ、気付いてたんだ。
自分の感情には疎いくせに、人の事は敏感だからな……
「俺も以前司さんに桜を勧めた事あったんだけど、桜の方が対象外だろって言われたんだ。
でも、司さん、その気になったら、行動早そうだな」
「つーくんの彼女が桜になったら、何か楽しいね………
でも、つーくんに頼れなくなるね……
桜に嫌な想いさせたくないし……」
「みぃ。俺が居るだろ?
それに桜はそんな事気にしないと思うけどな」
「そうかな……
でも、気をつけないと」
みぃは人の気持ちに敏感だから、常に人の事を優先して考えるところがある。
自分の事もそれくらい、気にしてくれればいいんだけどな〜。