俺たちの妹

「とりあえず、これからみぃの体調の事は俺に連絡して欲しいんだ。
入院の時と変わらないけど、今のみぃの体調は、把握しとかないとダメだと思うんだ」

「そうだな……みぃに変わった事があれば知らせるよ。体温と顔色も…」

「そうしてもらえると助かる。
日向も悪いけど協力してくれる?」

「もちろんです。
兄貴よりは家に居れると思うし、葵にも協力してもらいましょう」


「もしかしたら、葵が1番みぃの側にいれるかも知れないしね」

彼方はみぃの部屋へ目線を向けた。

「そうだな。
葵は部活やってるから、昼間は無理だろうけど、夜は傍にいてくれそうだしね」

俺は葵が部活をしていることを伝えた。

「そうだな。
葵には部活優先でやってもらいたいから、夕方の体調を教えてほしいって伝えておこうか」

彼方の提案は、葵に学生生活を満喫して欲しい願いが含まれてる様だった。
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