俺たちの妹
「じゃぁ、準備して待ってるね」

「よし、じゃぁ決まり。
そろそろ遅くなるし、送るよ」

そう言って、立ち上がると、桜ちゃんは帰る準備を始めた。




葵に発破を掛けられて前に進みたいと意識はする様になったけど、まだ、俺たちは恋人ではない。

でも、俺の部屋で会ったり、外で会ったり、デートは積み重ねてる。

それより、桜ちゃんはどんな気持ちなのかな?

俺からの誘いには殆ど断られた事はない。

葵の言う通りなら、脈ありなのかな……


そろそろ次の関係に進んでもいいなかな…



「司さん、お待たせしました」

そんな事を考えていたら、準備を終えたみたいだ。
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