俺たちの妹
そんなコトを考えていたら、次の試合が始まっていて、コートにいた葵達は何処かへ行ってしまっていた。
しばらくぼーっとコートを眺めていたら
「みぃっっ」
後ろから抱きしめられた。
「わ、葵‼︎ どうしたの?ビックリした〜」
「みぃ?俺、成長してた?」
「うん、凄く上手になってた。葵、かっこ良かったよ」
「………………」
「あれ?」
返事がないので、振り向こうとしたら、
「今は見ちゃだめ」
ガッシリと肩を押さえられた。
「あ…どうしてよ」
チラッと見えた葵の顔は真っ赤だった。
「みぃが照れるコト言うからだろ〜」
「そんなコト言ったっけ?」
「これだから無意識は怖いな〜」
「無意識?」
「うん、でもみぃはそのままで居てくれたらいいよ」
そう言って、頭を撫でられた。
「ふふ。何それ〜。でも変われる要素なんてないから、当分このままだと思うよ」
ギュッ
私の言葉を聞いて、葵は何も言わずに抱きしめてくれた。
しばらくぼーっとコートを眺めていたら
「みぃっっ」
後ろから抱きしめられた。
「わ、葵‼︎ どうしたの?ビックリした〜」
「みぃ?俺、成長してた?」
「うん、凄く上手になってた。葵、かっこ良かったよ」
「………………」
「あれ?」
返事がないので、振り向こうとしたら、
「今は見ちゃだめ」
ガッシリと肩を押さえられた。
「あ…どうしてよ」
チラッと見えた葵の顔は真っ赤だった。
「みぃが照れるコト言うからだろ〜」
「そんなコト言ったっけ?」
「これだから無意識は怖いな〜」
「無意識?」
「うん、でもみぃはそのままで居てくれたらいいよ」
そう言って、頭を撫でられた。
「ふふ。何それ〜。でも変われる要素なんてないから、当分このままだと思うよ」
ギュッ
私の言葉を聞いて、葵は何も言わずに抱きしめてくれた。