俺たちの妹
「ん?気分が悪そうだったよ……
人酔いだから、発作とかは起きてないと思うけどね」
俺の言葉に少し安心したのかホッとした表情を見せた桜。
「そっか……長引かないといいけど……」
そんな言葉が出るのは、みぃの体調を熟知してるからこそ。
「そうだな……」
車を走らせて着いたみぃの家。
ピンポ〜ン
「はぁい」
出てきたのは、日向だった。
「司さん、ありがとうございます。
桜もありがとな」
そう言って、入る様促す日向。
「「おじゃまします」」