俺たちの妹
「とりあえず、食べようか」

かな兄の声に、みんなで挨拶する。

「「「いただきます」」」


あれ……

あんまり食べれないかも……

でも、2人にバレたくないから、少しずつ、食べ進める。




「みぃ、もうすぐ時間だけど、送ろうか?」

かな兄の言葉に驚いた。

「え?もうそんな時間?急がなきゃ。
ごちそうさまでした」

そう言って、席を立ち部屋で制服に着替える。







クラッ


っっ‼︎



突然揺れた視界に、思わず壁に手をついた。


どうしたんだろ……

疲れてる……?


でも、もうすぐ文化祭だし、そんなコト言ってられないよね。

急いで着替えて、部屋を出た。
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