俺たちの妹
みぃを後部座席に寝かせて、司に連絡を入れてから、病院へ向かう。
駐車場に停めて、みぃを抱き上げて救急へ運ぶ。
「彼方っっ‼︎ みぃどんな感じ?」
「熱は39.2。意識混濁かな……
車では1度も起きなかったよ」
「…………みぃ、無茶したな」
「でも、楽しみにしてたからね……」
「こんな事、許可出来るのは今回だけだからな。
彼方も日向も、みぃのおねだりに負けちゃだめだからな」
司は、主治医らしく正論を言った。
「分かってるよ。今回は俺がフォローできたからね。
来年からは難しいかも知れないから……」
俺が両親の仕事を継いだら、みぃのワガママを聞くが難しいかも知れない。
だから、今回限り日向も納得して見守ってくれた。
もちろん、体調が良ければ参加すればいいと思うけど、この季節もみぃは弱いからな……
ただ、みぃには内緒の事だけど、来年ぐらい勘づくかも知れないな……
駐車場に停めて、みぃを抱き上げて救急へ運ぶ。
「彼方っっ‼︎ みぃどんな感じ?」
「熱は39.2。意識混濁かな……
車では1度も起きなかったよ」
「…………みぃ、無茶したな」
「でも、楽しみにしてたからね……」
「こんな事、許可出来るのは今回だけだからな。
彼方も日向も、みぃのおねだりに負けちゃだめだからな」
司は、主治医らしく正論を言った。
「分かってるよ。今回は俺がフォローできたからね。
来年からは難しいかも知れないから……」
俺が両親の仕事を継いだら、みぃのワガママを聞くが難しいかも知れない。
だから、今回限り日向も納得して見守ってくれた。
もちろん、体調が良ければ参加すればいいと思うけど、この季節もみぃは弱いからな……
ただ、みぃには内緒の事だけど、来年ぐらい勘づくかも知れないな……