俺たちの妹
「みぃの笑顔が見れたから、また仕事頑張れるよ。しっかり安静にして休むんだよ。」

「かな兄…分かった。
治るまでしっかり安静にしてる」

「よしっ。じゃぁ、俺は仕事に戻るな」

「かな兄、忙しいのに来てくれてありがとう」

「可愛い妹のためだからな」

かな兄はそう言って病室を出て行った。

「美晴、葵と桜が来てくれたの覚えてる？」

「葵と桜？ん〜、覚えてないや…
2人とも来てくれてたんだね。
お礼言わないと…」

「美晴、覚えてないんだ。
少し目を覚ましたんだけど、意識朦朧としてたのかもね。
2人が目が覚めたら連絡欲しいって言ってたんだけど、連絡していいかな？」


ひな兄は私の了承を得てから連絡してくれるつもりらしい。
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