俺たちの妹

葵side…

昼休みに、ひな兄から
『みぃの目が覚めた』
と連絡が来て、俺と桜は放課後になるまで、ずっとソワソワしていた。

放課後になり、いつもの病室に入ると、目を開けたみぃがベッドにいた…。

正直、自分の目で確かめないと安心出来なくて…

みぃが目覚めてくれてほんとに良かった。

いつも入院中には謝る事が多いみぃ。

今回も発作の様なものが起きて迷惑かけたって謝っている。

みぃが悪い訳じゃないのに…

だから、「いつでも頼って』と声をかけたら、ポロポロと泣き出してしまった。

「みぃ?どうした?どこかしんどいのか?」

頭を左右に振るみぃ…


「グスッ…違うの…ヒック…嬉しくて…」


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