タマシイノカケラ
泣いた時も、友達を満杯に乗せてバカやった時も、セックスした後も。
いつも私と一緒だった。
でも、秘め事のように、私は男の前で車は極力見せなかった。
今日は、いつもと違う走りな気がする。
きっと、私の気持ちが、いつもと違うからなんだね。
お前はまだナオヤを見てないんだよね──きっと、お前の事も、気に入ってくれるよ。
バックミラーを一度だけ確認する。
少しだけ、にやけた、でも嬉しそうな顔を私はしている。
早く、早く。
一秒でもいいから、ナオヤの待っているコンビニへ急いだ。
そういえば、ナオヤも逢いたいってだけで、私もどこかに行く?と、気の利いた返事を出していない。
いつも私と一緒だった。
でも、秘め事のように、私は男の前で車は極力見せなかった。
今日は、いつもと違う走りな気がする。
きっと、私の気持ちが、いつもと違うからなんだね。
お前はまだナオヤを見てないんだよね──きっと、お前の事も、気に入ってくれるよ。
バックミラーを一度だけ確認する。
少しだけ、にやけた、でも嬉しそうな顔を私はしている。
早く、早く。
一秒でもいいから、ナオヤの待っているコンビニへ急いだ。
そういえば、ナオヤも逢いたいってだけで、私もどこかに行く?と、気の利いた返事を出していない。