むとうさん
洗濯物を干していると、スウェットパンツのポケットのスマホがぶるぶるした。
日曜日に電話?奈津美か実家かな…心当たりの無さに疑問符を抱きながらスマホをみる。
むとうさん の文字。むとうさんから着信がきてる。
え?!え?!慌ててスライドする。
「もしもし…こんにちは。」
「おう。今家かなんかだろ?」
「はい…そうですけど…」
「何分で支度できる?」
「えっ。40分くらいで外出できますけど…どういうことですか?」
「昨日言ったろ。ケーキ忘れんなよ。40分後に昨日おろしたとこいるから。」
ぶちっときれた。
相変わらず強引だが、むとうさんは約束を守ってくれた。
本当に食べてくれるんだ。なんか、恥ずかしい。
私は軽く髪を巻いて、ポニーテールにして、スキニーとゆるいニットを着た。
多分、お店にはいかないだろうからラフな格好にしよう。
日曜日に電話?奈津美か実家かな…心当たりの無さに疑問符を抱きながらスマホをみる。
むとうさん の文字。むとうさんから着信がきてる。
え?!え?!慌ててスライドする。
「もしもし…こんにちは。」
「おう。今家かなんかだろ?」
「はい…そうですけど…」
「何分で支度できる?」
「えっ。40分くらいで外出できますけど…どういうことですか?」
「昨日言ったろ。ケーキ忘れんなよ。40分後に昨日おろしたとこいるから。」
ぶちっときれた。
相変わらず強引だが、むとうさんは約束を守ってくれた。
本当に食べてくれるんだ。なんか、恥ずかしい。
私は軽く髪を巻いて、ポニーテールにして、スキニーとゆるいニットを着た。
多分、お店にはいかないだろうからラフな格好にしよう。