お前のために歌うから。
「瞬くん 勘違いしてるんじゃない?まだ心菜がヒロくんのこと好きとか?」
「…そうかな?」
でも、断られたことには変わりない。
肩を落とすと「よし、直接会いに行きなさい」とまさかのお言葉。
「は!?何で?」
「可愛くお願いしたら大丈夫!もっと自信持ちなよ!」
また根拠のないこと言って…。
でも…。一年に一回だけの誕生日。
今行かなきゃ絶対後悔する…。
電話をぎゅっと持って暫く考える。
もう無理だったらそれでいいや。
せっかく気付いた恋、どうせなら思い切り頑張ってみよう。
そう自分に言い聞かせて大きく頷く。
「茜ありがと…!行ってみるね!」
「よーし、行ってらっしゃい」
茜が電話の向こうでガッツポーズしてるとは知るはずもなく。
あたしは瞬のマンションに向かって走った。
「…そうかな?」
でも、断られたことには変わりない。
肩を落とすと「よし、直接会いに行きなさい」とまさかのお言葉。
「は!?何で?」
「可愛くお願いしたら大丈夫!もっと自信持ちなよ!」
また根拠のないこと言って…。
でも…。一年に一回だけの誕生日。
今行かなきゃ絶対後悔する…。
電話をぎゅっと持って暫く考える。
もう無理だったらそれでいいや。
せっかく気付いた恋、どうせなら思い切り頑張ってみよう。
そう自分に言い聞かせて大きく頷く。
「茜ありがと…!行ってみるね!」
「よーし、行ってらっしゃい」
茜が電話の向こうでガッツポーズしてるとは知るはずもなく。
あたしは瞬のマンションに向かって走った。