お前のために歌うから。
え?
そういえば…
「…まだ?かな」
茜がはぁ~と大きく溜め息をつく。
「じゃあ公演後、絶対 気持ち伝えること!」
ええ?そんな、急すぎ。
「分かった?」
「…はい」あたしは茜の物凄い剣幕に苦笑いで頷く。
「それにしても瞬くん、やることまでイケメンだな~」
「ほんとにねー」
そんなことを話しているとライブが始まった。
照明が消え、ライトが当たり、瞬たちが出てくると会場は悲鳴で溢れる。
あたしも「瞬~」と叫ぶけど すぐにかき消される。
やっぱり格好いいな…。
ステージ上にいる彼を見て改めてそう思う。
…ほんとにあたしでいいのかな。
彼が眩しくて より遠い存在に見える。
でも…
あたしも瞬を信じる。
あいつが あたしのこと見つけてくれたら…あたしも好きって伝えるんだ。
でも見つけてもらうどころか まだ此方の方面さえも見てくれてない。
決めたはずなのに心が折れそうになる。
やっぱり無理なのかな…。
遠すぎのかな、あたし達。
そういえば…
「…まだ?かな」
茜がはぁ~と大きく溜め息をつく。
「じゃあ公演後、絶対 気持ち伝えること!」
ええ?そんな、急すぎ。
「分かった?」
「…はい」あたしは茜の物凄い剣幕に苦笑いで頷く。
「それにしても瞬くん、やることまでイケメンだな~」
「ほんとにねー」
そんなことを話しているとライブが始まった。
照明が消え、ライトが当たり、瞬たちが出てくると会場は悲鳴で溢れる。
あたしも「瞬~」と叫ぶけど すぐにかき消される。
やっぱり格好いいな…。
ステージ上にいる彼を見て改めてそう思う。
…ほんとにあたしでいいのかな。
彼が眩しくて より遠い存在に見える。
でも…
あたしも瞬を信じる。
あいつが あたしのこと見つけてくれたら…あたしも好きって伝えるんだ。
でも見つけてもらうどころか まだ此方の方面さえも見てくれてない。
決めたはずなのに心が折れそうになる。
やっぱり無理なのかな…。
遠すぎのかな、あたし達。