お前のために歌うから。
ライブはどんどん進み最後の曲になってしまった。
やば…、終わっちゃうよ。
「では、聞いて下さい。『only』」
イントロで分かった。昨日聞いたあの曲だ。
…あたしのために歌うって言ってくれたあの曲。
瞬の声が、思いが あたしの胸に響く。
ふと彼が此方を見たような気がした。
気のせいかな。
でも じっと見つめられてて。あたしも彼から目が離せない。
歌詞をゆっくりと聞くと感情が溢れ出す。
どうしよう、涙が止まらないよ。
あたし、こんなに瞬のこと好きだったんだ…。
「ちょっと心菜どこ行くの!?」
私は控え室に向かって走った。
やば…、終わっちゃうよ。
「では、聞いて下さい。『only』」
イントロで分かった。昨日聞いたあの曲だ。
…あたしのために歌うって言ってくれたあの曲。
瞬の声が、思いが あたしの胸に響く。
ふと彼が此方を見たような気がした。
気のせいかな。
でも じっと見つめられてて。あたしも彼から目が離せない。
歌詞をゆっくりと聞くと感情が溢れ出す。
どうしよう、涙が止まらないよ。
あたし、こんなに瞬のこと好きだったんだ…。
「ちょっと心菜どこ行くの!?」
私は控え室に向かって走った。