お前のために歌うから。
茜の家でテレビを見ていると 某歌番組に里緒ちゃんが出ていた。
あれ?前 会った時 こんな感じだったっけ…?
何か雰囲気変わったような…髪型かな?
それもそのはず。ロングヘアだった彼女の髪はばっさり切りセミロングにしていた。
「この子だよねー、スキー誘ってくれたの」と茜がスナック菓子を食べながらテレビを見る。
「そうそう。可愛いよね」
「いや、あたし そんな好きじゃない」と茜が即答して驚いた。
「そーなの!?」
「だって、いかにも ぶりっこって感じじゃん。いっつも媚びてるし」
なるほど…。
じゃあ あたしへの誉め倒しも媚びか…。
ははっと苦笑いする。
「なーんか雰囲気変わったよね」とあたしが言うと
「わかる!何か髪型 心菜に似てる~」
え?うそ!
「そーかな?」「顔は全然違うけど」
もう一度彼女を見る。
まー、でも言われてみれば
そんな気がしないこともない。
偶然…だよね、うん。
何か嫌な予感がしたけど
あたしは自分に言い聞かせた。
あれ?前 会った時 こんな感じだったっけ…?
何か雰囲気変わったような…髪型かな?
それもそのはず。ロングヘアだった彼女の髪はばっさり切りセミロングにしていた。
「この子だよねー、スキー誘ってくれたの」と茜がスナック菓子を食べながらテレビを見る。
「そうそう。可愛いよね」
「いや、あたし そんな好きじゃない」と茜が即答して驚いた。
「そーなの!?」
「だって、いかにも ぶりっこって感じじゃん。いっつも媚びてるし」
なるほど…。
じゃあ あたしへの誉め倒しも媚びか…。
ははっと苦笑いする。
「なーんか雰囲気変わったよね」とあたしが言うと
「わかる!何か髪型 心菜に似てる~」
え?うそ!
「そーかな?」「顔は全然違うけど」
もう一度彼女を見る。
まー、でも言われてみれば
そんな気がしないこともない。
偶然…だよね、うん。
何か嫌な予感がしたけど
あたしは自分に言い聞かせた。