even if
指をからませて。
荒い呼吸の合間に名前を呼んで。
唇で唇をふさいで。
私たちはもう一度、ひとつになった。
私と碧くんはぴったり重なりあう。
なにもかもがぴったり合う。
『…ななちゃん…愛してる…』
私はからませた指をほどいて、碧くんの首に腕を回すと、ギュッと抱きついた。
そのやわやかな髪をつかむ。
『…碧くん…愛してる…』
私の意識が遠ざかる。
堕ちていく…。
『やっぱり、クラスの友だちが言った通り、ふたつ必要だったね。碧くん』
『…なんか、予測されてたみたいで、めちゃくちゃ恥ずかしい、俺…』
『…あー…本当だね』
碧くんが甘えるように、私の胸に顔を寄せる。
『ななちゃん、いっつもいい匂いがする…俺、ななちゃんの匂いだいすき』
『私も…碧くんの匂いだいすき』
荒い呼吸の合間に名前を呼んで。
唇で唇をふさいで。
私たちはもう一度、ひとつになった。
私と碧くんはぴったり重なりあう。
なにもかもがぴったり合う。
『…ななちゃん…愛してる…』
私はからませた指をほどいて、碧くんの首に腕を回すと、ギュッと抱きついた。
そのやわやかな髪をつかむ。
『…碧くん…愛してる…』
私の意識が遠ざかる。
堕ちていく…。
『やっぱり、クラスの友だちが言った通り、ふたつ必要だったね。碧くん』
『…なんか、予測されてたみたいで、めちゃくちゃ恥ずかしい、俺…』
『…あー…本当だね』
碧くんが甘えるように、私の胸に顔を寄せる。
『ななちゃん、いっつもいい匂いがする…俺、ななちゃんの匂いだいすき』
『私も…碧くんの匂いだいすき』