cherrys

何が起こったのか分からないまま、

気づけば私の上には雄哉がいた。


床に当たった冷たい背中が、

私が押し倒されたんだと教えた。



『・・・雄・・・っん!』



目の前に雄哉の顔がある。

唇に暖かいものが当たってる・・・雄哉の唇・・・。



『・・・ふっ・・・んん・・・』



なんで?

なんで私にキスしてるの?

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