cherrys
哉「は?」
優「可愛そうだよ、そんな風にしか考えられない雄哉が」
さっきの表情とは全く違った・・・哀しげな、寂しげな、顔・・・。
優「そっくりすぎる双子で生まれて、それを不幸だと考える雄哉が」
その表情が
優「自分のことを捨てて、雄馬のことも捨ててしまう雄哉が」
ゆっくりと
優「全てを見下してしまう雄哉が」
昔を思い返すように
優「・・・もったいないよ・・・」
微笑みに変わっていく・・・