cherrys
その場にいる全員が優里の言葉に圧倒される。
哉「・・・」
優「私はね、
真優と双子で生まれてすごく嬉しい。
ずっとこんな悪戯を続けてきたのは
双子で生まれたのが嫌だったていう
当てつけじゃない。
誰も見分けてくれない寂しさと
それを悪い方に考えてしまう
自分が嫌だったから・・・。
・・・何のために泣いたって言ったよね。
嬉しかったから、
他ならない雄哉と雄馬が
私たちを見分けてくれたから・・・。
別々の人間だって言ってくれたからだよ?
本当に・・・ありがとう」