チェンジ!
砂浜をずっと歩いていって、
ちょうど堤防の影になっている所に来た。
堤防の影になってリョウ達の姿は見えないし、
わりと歩いたから話し声も聞こえない。
「ここなら邪魔にならないよね!」
「あいつら本当、
二人の世界って感じだったからなぁー」
「ほんとにね!
まぁ、一日早い半年記念日って事で
いいんじゃないっ!?」
「あぁ、そうだな」
そこまで話して、ふと会話が途切れて沈黙になった。
えーと、何か話さなきゃ。
‥‥ん?いや、そんなことより‥‥。