チェンジ!


「相手は、中学時代の同級生だったらしい。

ナオトに彼女が居たことは、
美保だけじゃなくて俺達も知らなかったんだ」



智也はそう言って、小さく苦笑いをした。



「そんな‥‥。
ナオトいい奴そうに見えたのに何かショックだな。

そんな奴だったのか」



「まぁでも、悪い奴じゃないんだ。
美保との事は、アイツなりに色々あったみたいだよ。


美保に告白される前から、ナオトも美保が気になってたらしくて、
彼女と別れて、美保と付き合おうとしてたんだ」



「‥‥そうなのか?
じゃあどうしてそうしなかったんだよ?」

< 146 / 296 >

この作品をシェア

pagetop