チェンジ!
後ろにしがみつく美保を、昨日よりもっといとおしく感じた。
‥‥きっと、
昨日より俺は、美保を愛しく感じてる。
そしてきっと、
今日より明日は、もっともっと美保を愛しく思うんだろう。
そうやって、俺は美保に恋をしていくんだな。
一目惚れがきっかけの、単なる憧れだったこの気持ちが
いつのまにかこんなにも愛しい恋心に変わっていたように‥‥!
「よし、着いたぞ!」
坂の真下はもう砂浜の目の前。
俺達6人は、海岸に着いた。