チェンジ!


一人になった俺は、
花火を手に持ったまま立ち尽くしていた。



‥‥マジかよ!?
美保がナオトと付き合うなんて‥‥!!



「美保ーっ!
ちょっとこっち来て!」

ちょうどその時、奈々子が美保を呼んだ。


「ねぇねぇ!この花火やろうよっ!」

「えっ、どれ!?」


美保がナオトから離れ、
ナオトが一人になった。


‥‥さっきの話、聞いてみようかな。
ナオトは美保とのこと、どう思ってるんだろう‥‥?




俺はナオトの方へ行き、ナオトに声をかけた。


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