チェンジ!


突然の展開に言葉を失う俺の前で、
ナオトはさらに続けた。



「俺、あの時美保にしてしまったこと、
今でも本当に後悔してるんだ。


結果的に美保を騙して傷つけただけになって‥‥。


俺にとって美保が誰よりも大切なのは、
あの時も今も、変わらないのに」



俺はもう、何も言う事ができなかった。





‥‥ナオトは、こんなにも美保を想っていたのか。
そしてそのナオトが、今から美保に告白する。


美保が今も忘れられていない、
美保の愛した人。




‥‥告白の結果なんて、
どう考えても目に見えてるじゃないか!



< 169 / 296 >

この作品をシェア

pagetop