チェンジ!


「たこ焼きが!!」


「‥‥えっ?」



俺は美保の指さした先を見た。



「‥‥あぁぁーーーっ!」





さっき全速力で走ったせいで、
いつの間にかさっき買ったたこ焼きの包みが開いてしまっている。


そしてその隙間から、ソースが飛び出していた。



中身を見ると
案の定、8個入りのたこ焼きがわずか3個になっている。


走ったせいで包みが開いて、そこからたこ焼きを落としたようだ。


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