チェンジ!
「えっ!?告白!?」
突然の俺の言葉に、智也は目を丸くした。
‥‥そりゃそうだよな。
俺、今までの美保とのこと何も智也に言ってなかったし。
照れもあったし、
何より、智也も美保を好きだったって言ってたから
何となく、言えずにいたんだ。
智也の気持ちが過去形なのか、それとも今も続いてるのかは分からないけど‥‥
どっちにしても、ちょっと気まずいよな‥‥。
「俺と智也が入れ替わった、
交流会の日から気になってたって言われた‥‥。」
「そっか。
ていうことは、美保が好きになったのは
俺じゃなくて正志だな。」
そう言って、智也は苦笑いをした。