チェンジ!
俺はすうっと深呼吸をしてから、
ゆっくりと話し始めた。
「突然、ごめんな‥‥。
俺、どうしてももう一度美保に謝りたくて。
それでここまで来たんだ。
あの花火の日、美保を傷つけてしまって‥‥
泣いてた美保の姿が、ずっと頭から離れなかった‥‥。
美保を傷つけてしまったまま離ればなれになって、
このままもう会えないのかって思ったら‥‥
俺、悲しくてたまんなくて。
美保にもう一度会って、
ちゃんと謝りたいって思ったんだ。
今さら謝ったって、
美保を傷つけてしまったことは変わらないのは分かってるけど‥‥
でも、本当に俺、美保を傷つけたこと後悔してるんだ‥‥。
本当に、
ごめん‥‥‥。 」