チェンジ!


「いつもいつもだからな。
そう言うと思ったよ!」

ナオトはにっと笑って言った。




「ごめんナオト、俺も写させて!」


俺がそう言うと、ナオトは驚いた顔をして俺を見た。
目が合っても目をそらさずにじっと俺を見ている。



「何だって?写すって?
宿題をか?」


「‥‥え、そうだけど。ダメ‥‥かな?」



え、何だよ!?
何か俺ヘンなこと言ったか!?



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