チェンジ!


‥‥そんな調子で一日が終わり、下校時間になった。

昨日や今日の朝は心配でしょうがなかったけど‥‥
大きな事件もなく、驚くほど平凡に一日が過ぎた。



休憩時間や昼休みにみんなで話すときも、
分からない内容が出たりしてボロが出ないかとヒヤヒヤしたけれど‥‥

お調子者のマサルのマシンガントークのおかげで、
何となく笑っていれば乗り切ることができたんだ!


こんなに上手く行くなんて、正直驚いた。

「‥‥‥あ」


そういえば俺、自分のことで精一杯だったけど。
智也の方は上手くやれてるんだろうか?
失敗してないだろうな!?


‥‥そう思うと急に心配になった俺は、
智也にメールを打った。







< 35 / 296 >

この作品をシェア

pagetop