チェンジ!
俺は輪に加わりつつも、俺はさりげなくキョロキョロと当たりを見回していた。
俺が今日ここに来たのは‥‥
あの子が居るかもしれないと思ったからだ。
広い体育館に、生徒がすでに200人近く居る。
探し出すのは簡単ではないかもしれない。
どこかに居ないだろうか‥‥!?
見渡す限り、あの子は見当たらない。
やっぱり、来ていないのかな‥‥。
そう思い、小さくため息をついた瞬間
後ろから声をかけられた。
「なぁ、智也」