近距離ロマンス
鈍感、無自覚、無用心。
あたしたちも仲直りし、文化祭も両方の案を取り入れ無事に成功。
前より一層絆が強まったような気がする雰囲気の中、あたしは一通のメールに気が付いた。
『誕生日プレゼント。取りに来てもらってもいいですか?』
と…。
取りに行く…?
あたし、そんなこと言ったような言わなかったような。
とりあえず、こう、返信しておいた。
『いいですいいです!めっそーもございません。あたしなんかに誕生日プレゼントなんていりません!』
『いやいや(^^)ノもう買っちゃったから』
というふうになり、記憶もよみがえってきて、あたしは石田先輩の家に行くことになった。
ちなみにずっと前から遊ぼうって言われていたことも解消しちゃおうと思う。
適当に遊んで、すぐ帰って…、あたしは眠たい!