近距離ロマンス



「松本あたしなんかした?なんかあった?っ、あたしがなにかした?」


「…うん」




松本はフッと笑うと、あたしをベッドに座らせた。


ボフン、とあたしはベッドの上でバウンドした。




「なぁ、梅澤。今、なに考えてる?」


「え、な、なにって」




松本はなぜか上半身を脱ぎ始めた。


あたしはそれを見てしまわないように目をそらした。


< 148 / 200 >

この作品をシェア

pagetop