教師とホストのマジな恋
その胡散臭い笑顔にみんな騙されてるんだね。


「流星会いたかった。」


「僕も会いたかったですよ。今日は又違うお友達もご一緒ですか。」


信用出来ない、うわべだけの言葉に聞こえた。



「彼女は卯月雅。彼女今日誕生日なのに彼に振られちゃって、みんなでお祝いしようと思って連れて来たの。流星みやを楽しませてあげて。」


亜衣よけいなお世話です。


何もこんな所で、振られた話しなんかしてほしくない。



流星が私の顔をじっと見つめる。



そんな、同情の目で見ないでほしい。


流星を睨み付けた。


何だか本当に胡散臭い奴。


流星だなんて、どうせ源氏名だろうけど。


カッコつけちゃって、チャラい奴に決まってる。










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