教師とホストのマジな恋
秋元社長の隣で一緒にお酒を飲み色々な話をした。


彼は流星とは全く違うタイプ。


年は32才だからなのか、やはり落ち着いている。


さっきのホストは彼氏なのか、と聞かれ苦笑い。


ここで働く私は教師でなく、ホステスなのだから。


ホストとホステスはお似合いだよね。


「君みたいな人ここは似合わないね。僕に出来る事があれば何でもするよ。」


そっと肩を抱きよせた。


「秋元君は華香ちゃん気にいっちゃったみたいね。」


「はい、一目惚れです。」


綾香さんはそれは困ったわ、流星に叱られてしまいうと言いながら、真剣な顔の秋元さんを見つめた。


「華香ちゃんどう思う。」


どう思うと聞かれても困ります。


私が好きなのは流星だから、その気持ちだけは揺らがない。













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