教師とホストのマジな恋
流星と二人で職員室に向かった。


高橋先生が流星にかなり興味をもったみたいで。


「香山先生の代わりの先生ですよね、名前は?」


神谷流星は駄目だ。


流星の耳元で呟いた。



「神谷光星にして。流星はまずい。」



流星はめんどくさそうな顔をしながら。



「神谷光星といいます。よろしくお願いします。」


晴香先生が流星の顔をガン見する



不味い、もうばれた。


「神谷先生何処かでお会いしませんでしたか。」



いえいえ会っていません。


なんて私が首を振る訳にもいかず。


流星は平然と言い切った。


「よくそう言われるんですよ。何処にでもいそうな顔ですからね。」


何処にでもある顔ですか。


思わずため息が出た。


この先いったいどうなってしまうのだろうか。







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