教師とホストのマジな恋
機嫌の悪い流星を連れ二年二組の教室へ向かう。



体調不良でお休みする福永先生の代わりに私がこのクラスの担任になり、流星が副担になった。



私が先に、その後を流星が教室に入る。


注がれる流星への視線。


「あの人誰。イケメンだ。」


女子たちが騒ぐ。


こうなることは予想してたからね。


「静かにして下さい。始業式があるので体育館に行くように。福永先生の代わりに二学期から、担任になった卯月都です。副担任の神谷光星先生です。神谷先生自己紹介お願いします。」


静かにしてください。



「神谷光星です。教師経験がないのでかなり緊張してます。お手柔らかに。」


キャー。


女子たちが流星の回りを取り囲んだ。


体育館に移動してよ。


思わず声を張り上げた。


並んで体育館へ移動!









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