教師とホストのマジな恋
ごめんなさい。


たとえ、流星が私を忘れていても、私が会いたいのは流星だから。


「雅に会いたくて探していたんだ。今年の夏に高校の時の同窓会があるってきいて、雅に会えるの楽しみにしてた。」


そうなんだ。



「敬祐はまだ独身なの?」



「あれから何人かと付き合ったけど、長続きしなくて、親父には早く孫見せてくれとうるさくてさ。父も雅に逢いたがってるよ。」



私たちが付き合ってる時、何度か敬祐の家に行き敬祐の父親にも会っていた。


女の子がいないせいか、凄く可愛がってくれたのを覚えている。



「親父は雅が弾くピアノが大好きだったよな。」



敬祐と私は同じ先生にピアノを習っていた。



懐かしい思い出が蘇る。


あの頃は楽しかったな。








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