教師とホストのマジな恋
私たちは部屋に入ることをも忘れて抱き合った。



流星の顔が涙で見えない。


「雅がもう俺には会わない最後だからと言った時、俺の中で何かが音を立て壊れた。俺は今まで何をしていた。」


流星の顔を見せてよ。


「俺が欲しかったもの。俺が必死に守りたかったもの。
俺の大好きな人。世界で一番愛しい人。」



「卯月雅。」



流星が笑って言う。



俺がただいまって帰って来たんだから。



ただいまと言ってほしいらしい。


仕方ないから、言ってあげるよ。



「流星、おかえりなさい。」














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