教師とホストのマジな恋
もうそこから二人だけの世界で。


お店だからなのか、かなり開放的になってしまった。


誰も私たちを止められない。


ホストに恋する女たちの気持ちが手に取るように分かる。


女たちは好きなホストにキスしてほしいと願うし、自分からキスするんだね。


お客様の女性たちが流星にキスしたくなる気持ちも理解出来たけど、流星からはしないでほしい。


｢流星にキスしたくなる女性の気持ちが分かったら、嫉妬しないようにするね。｣


でも、本当にはしてほしくないけど。


「みやの気持ちは嬉しいけど、俺はもうみや以外とキスしないよ。」


ありがとう。


その気持ちだけで嬉しい。


お客様がそれを望むなら、仕方ないと思う。


キスされる流星もキスする流星も見たくないから、もうお店に来るのは止めよう。












< 73 / 223 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop