君と過ごした時間
体をおこしタンスに手を伸ばす




急いで着替えて軽く化粧しリビングに行く




「華、早くご飯食べちゃいなさい」




『もう、そんな急かさないでよ』




「時間見てから文句言いなさい」




ママはそれだけ言ってパパにお弁当を渡す




壁にかかっている時計を見ると
時間は8時過ぎをさしていた。




『もうこんな時間!?ヤバい遅刻する!』




口に最後のおにぎりを無理やり押し込み
急いで鞄を手に取り玄関へ足を運ぶ




ローファーをさっさと履いて家を出る




「パパ、ママ、行ってきま~す!」




それだけ行って猛ダッシュで駅に向かう
< 4 / 37 >

この作品をシェア

pagetop