君と過ごした時間
『はいはい、怖いから睨まないで』




冗談交じりにそう言う



「よしよし、あ、華7組だったよ
          私1組」




『見事に離れたな』




1組か・・・7組と校舎違うから
        あんま会えないな…




「ホントそれ。まあちゃんと
        友達つくんなよ?」




『あんたはお母さんかっ』




って笑いながら言うと




「うっさいわ、とりあえず頑張んなさい」




と真顔で言われた




『はぁ~い』




「バイバイ」と言って手を振り
蒼と別れて教室へと足を運ぶ




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