君と過ごした時間
ぶつかったせいで尻もちをつく
いたたたた・・・。




『す、すいません』




鼻をつまみながら上を向く。
そこには綺麗な顔立ちをした男子生徒が
心配そうに私の顔を覗き込む




「大丈夫?こっちこそごめんね
      痛かったでしょ?」




うわ、近っ!顔整ってるな・・・。
カッコイイ・・・。




「あ、あの」




『へ?あ、すいません
    ボーっとしてて・・・。』




「それはいいんだけどホント大丈夫?
   痛かったでしょ?」




もう一度そうたずねてくる男子生徒。




『い、いや!全然・・・
      す、少しだけ痛かったです』




う~、お世辞にも痛くないとは言えない・・・
だってもう絶対気づいてんじゃん?
   ほらだって鼻つまんじゃってるし
痛がってるのバレバレだよこれは!
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