花のような笑顔
今、二人で私の携帯を選んでる最中なんだけど…。

視線、視線、視線って感じで、女からの新鮮が本当にやばい。

全て狼に対しての視線。

私はイライラが募っていくばかり。


狼『華、どれにする?』


狼は視線なんか一切気にせずいつも通り私に接してくれる。

それが凄く嬉しいんだ。


華『んー…私、携帯持ったことないし、どんなのがいいか分からないから狼選んでいいよ。』


私がそう言うと狼は頷き私の携帯を選んでくれた。

手続きとかは全て狼がやってくれて、お金まで出してくれた。

悪いから出すって言ったけど、気にするなと言って出させてくれなかった。
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