花のような笑顔
駿潤『『若!!』』


二人が叫んだ。


狼『大丈夫だ。』


そうは言ったものの人質をとられ身動きがとれないのは確かだ。

打たれたら駿か潤が俺を庇うんだろう。


でも俺はそんなことさせるつもりはない

こいつらに怪我を負わせるぐらいなら俺が負う。


こいつらは俺にとって大事なやつだからな。
まぁー本人たちには言わないがな。
駿はまだしも潤は確実に調子に乗る。


そして俺は銃ぐらいじゃ死なねーと決意を固めて男の行動を待っていたとき誰かが俺の前に立った。


それに男は驚いたのか銃を発泡した。


?『ゔ……』


脇腹に当たったのか呻き声をあげ脇腹を一瞬押さえたが、またすぐに立ち直り銃を発泡した男を蹴り飛ばし周りにいた男も殴り飛ばした。


その姿はまるで蝶が舞っているような華麗な動きだった。
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