花のような笑顔
俺達は驚きすぎて少しの間固まっていたが、俺を庇ったやつが倒れそうになったときハッと我に返りそいつを支えた。


狼『おい!!』


そう声をかけたが痛みに耐えられなかったのか意識を失った。


狼『駿、こいつを病院に連れてくぞ!潤はそこの女を家まで送っていけ!』


駿潤『はい!(ああ!)』


俺はすぐに潤と車を止めた場所に向かい人質になった女は潤が送っていった。

庇われた時は顔なんて見る余裕なんてなかったが車に乗りフードをとって顔をみた。


言葉を失った。
ここまで美しい女を見たことがなかったからだ。


ぱっちり二重で潤いのある唇。
化粧なんて必要のないぐらいに艶のある肌。


美少女っていう言葉は間違いなくこいつのためにあると思った。
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