花のような笑顔
華『私があなたの元へ行けばもう黒崎組には関わらないのね?』


笹『あぁ、約束は守ろう。』


そんな会話をしていると、陵司さんや組員さんたちが止めてくる。


陵『華、馬鹿なことを言うな!そんなの狼だって許さないぞ。』


わかってる。
狼が私を大切にしてくれてること。
きっと咲子さんともなんにもないと思う。
だけどね。ショックだったの。
どんな理由があれあんなところ見たくはなかった。
信じていたから苦しかったの。


だからね…。


華『分かったわ。』


そう言って笹村組にいこうと足を進める。

その間も"やめてください"、"行くな"などいろんな声が聞こえたが、足は止めなかった。

そのとき声が聞こえた。
愛しい人の声。
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