花のような笑顔
〜 狼 side 〜

今日、俺たちは笹村組が2日後に攻めてくると聞いて、これからの対策を三人で考えるために社長室で話し合うことになった。

やはり裏切っていたか。

その間、華が一人になると危険なので実家のほうに潤に連れて行ってた。


狼『潤、華の様子はどうだった?』


潤『何かに勘づいてる感じではあったけど、それ以外はいつも通りだったよ。』


狼『そうか…早く終わらせて華の元に帰ろう。』


そんなことを話し合っていると俺の携帯が光った。

電話を出るとそれはお袋からで、電話に出ると切羽詰まったようなお袋からで声が聞こえた。
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